SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

茶畑 SR times 第14号 「災害研究ポスター発表会」

SR14号ロゴ

 12月19日に災害研究のポスター発表が行われました。各班で決定したテーマに基づいて調査活動や実験などを行い,ポスターにまとめて他の班や先生方, TAの方々の前で発表しました。今号の「茶畑 SR times」では、その時の様子や先生方からの講評をまとめました。1月11日に行われる発表会での参考にしてください。

 ◎先生とTAのみなさんの講評とコメント

SR14号写真1 <先生より>
●短い間によくまとめている。時間内にバランスよくまとめる工夫が あると更によくなると思った。他の班から質問されたことやTAな どのアドバイスを生かしてさらに研究を深めてほしい。
●仮説とは何か,それに対してどのような研究方法を取るのか,結論 は何を書くのか,その点でもう少し考えた方がよいと感じた。
SR14号写真2●プレゼンテーションなので,原稿ばかりに目をやるのではなく, 聞き手を見て話せるように練習してほしかった。声量も気を付け ること。引用文献の出典を明記すること。ポスターの色合いなど も見づらいものがあった。研究方法が実地調査を行っている場合 とインターネットだけの場合とでは努力の差が感じられる。仮説→ 考察,結論の展開に少し無理があるものも多かった。
SR14号写真3●概ね良好であったが,班によってバラツキが目立った。特に,班員 全員で十分な意見交換をしながら議論を重ねた班とそうでない班と では発表内容にも大きな差が出たように思えた。研究テーマについ て1人1人が明確な問題意識をもつことが,考察の深まりに直結し ていくように思います。自分たち自身の生活に直結する身近な問題 の解決のために何をすべきかとういう視点をもつとさらに説得力の あるものになるのでは?
SR14号写真4●一般論ではなく,高校生徒としての結論や方策を考えるのが望ましい。
●発表する側の準備や打ち合わせをきっちりして真剣に取り組んでいる 様子や,聞く側が積極的に質問する様子はとても好感が持てる。内容 では,結論までの展開に矛盾や荒い点がみられたので,もう少し掘り 下げて理論的な考察が努めてほしいところもあった。東日本大震災を テーマとした研究で,被災地県の人間であるにもかかわらず,被災地 の状況をあまり理解できていないような発表が全体的に多かったのは 残念なところだった。
●研究の着眼点はよいが,研究内容をもっと深める必要がある。定性的 議論が多いが,実験の結果について数字やグラフで定量的にまとめる。

<TAのみなさんより>
●全体としてうまく内容をまとめており,聴く態度を含め,有意義な発表会だと思う。発表しての課題や聞く側にまわっての課題も多く見えてきたと思うので,今後の更なる奮起に期待したい。
●考察につながらないので,仮説は必ず説明しよう(時間の短縮でカットしないこと)。ポスターに書かれたことに従って発表すべき。手元のメモを読み上げる発表は聴衆に対して失礼です。指示棒などのツールは有効に使おう(ポスターのどこを見ればいいのか指示)。ツールは「訴える」道具です。データの数字を読み上げるのではなく,数字から読み取れることを発表しよう。
●仮説と考察を再考してください。いずれも君たちが考えた「根拠」がポスターからは分かりませんでした。また、仮説と結論が対応していない班もありました。
●誤字・脱字・句読点をしっかりチェック。参考文献を忘れずに。
●研究の目的・意義について,深く考えてみると良いと思いました。「興味があったので」や「知られていないので」という班が多かった。また、班の中で理解度に差があるのが少し気になりました。
●ポスターだけでは説明が足りず,黒板を使っている班が多かった。ポスターと説明だけで分かるようにしないと,ポスター発表としては成立しないのではないか。

<各発表会場で総合評価が1番高かった班>
部門A・多目的C・・・A-10「災害における人々の備え」
部門A・多目的D・・・A-14「宮城県の地名から学ぶ震災の歴史」
部門B・多目的A・・・B- 5「震災における最善の行動とは」
部門B・多目的B・・・B-11「災害が与えた心の傷と現場での活動」
             B-16「震災時の水道復興」
部門C・1年1組・・・C- 1「地震に強い高層ビル」
部門C・1年4組・・・C- 4「漁業の風評被害と漁師生活への影響」
部門D・1年5組・・・D-15「台風の進路」
部門D・1年8組・・・D- 7「余震のエネルギーの推移」)

SR14号写真5 SR14号写真6

<編集後記>
 今回は生物実習に続き2回目の発表会でしたが、どうだったでしょうか。発表後には先生方や聴衆の方から鋭い意見や指摘をいただき、改善点などに気づかされたと 思います。次回は1月11日、SSH学校公開で保護者や地域の方、そして大学教授の方などもお招きして発表会を予定しています。限られた時間の中ではありますが、 自分たちの反省やいただいた意見を踏まえて発表の質をさらに高めていってほしいと思います。
みなさん、お疲れ様でした。

SR14号写真7 SR14号写真8

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