SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

茶畑 SR times 第15号 「ポスター発表会」

SR15号ロゴ

 現在、一年生は災害研究を、二年生は自分の興味のある分野ごとに分かれて研究を行っています。 さる1月11日(土)にその成果を発表する第二回学校公開「学校設定教科学術研究 ポスター発表会」が開催されました。 一年生と二年生の学年の垣根を越えた活発な意見交換をする場面も多くみられました。一年生は64グループ、2年生は個人研究・グループ研究合わせて132の発表をしました。 今回の発表会は本校では初めての試みでしたが、去年の4月から取り組んできた研究の集大成として、とてもよい機会になったと思います。
 また、来賓の科学技術振興機構 理数学習支援センター 田辺新一主任調査員を始めとして運営指導委員の先生方や、他校からお見えになった先生方、 TA(ティーチング・アシスタント)の方、保護者の方など、多くの方々にアドバイス等をいただきました。この場を借りて、厚く感謝申し上げます。

<ポスター発表会の感想>

SR15号写真1  ●物理ゼミが英語で発表しているのを聞いて驚いた。SSHは世界へ羽ばたく人材を作る試みもあるので英語で発表するのは大事なことではないだろうか。 話している内容は5割もわからなかったが、英語の発表を聞くというだけで貴重な体験ができたと思う。

SR15号写真2 ●自分は文系で正直数学の小難しい話をされてもなぁ・・・と思っていたが、発表を聞いてみると面白いものばかりだった。 一口に数学・化学と言っても様々な観点があり、発表にグループ、個人の個性が出ていて、もっと色々な班の発表を聞きたいと興味をもてた。 特に自分の数学の研究をある有名な漫画と関連付けて論理を展開していたものがあり、一高のユーモアを感じた。

SR15号写真3   ●今回のような広いスペースの取れる体育館を使って各グループ一斉に発表を開始するという今までに経験したことのない発表会だったので緊張した。 しかし、このような経験はもう二度とできないかもしれないので、自分にとって有意義な時間を過ごせたと思う。 発表にもっと自分の主張を入れればよかったなと他のグループの発表を聞いて感じた。

<運営指導委員の先生方からの講評>

運営指導委員の先生方からの講評をまとめたのでこれからの研究に参考にしてみてください。

SR15号写真4 ●鈴木陽一先生(東北大学電気通信研究所)
 研究の中にもっとサイエンスと英語を取り入れてほしい。インターネットの情報を用いている発表にはさらに裏付けがほしい。
●須藤彰三先生
(東北大学大学院理学研究科)

 絵や図などがあればさらによかった。仮説をそのまま成立すると考えず、さまざまな可能性があることを考える必要もあると思う。

SR15号写真5 ●清水浩先生(慶應義塾大学)
 この発表会の企画そのものがよかった。1年生は原稿を見ながら発表していることが多かったが、2年生は原稿を見ずに発表していることが多かった。10回読む練習をすれば誰でも何も見ずに発表できるようになるので、ぜひ試してみてほしい。
●本川達雄先生
(東京工業大学大学院生命理工学研究科)

 論理が甘かったので、論理立てをもっとしっかりするとよくなると思う。

●木村晃彦先生(京都大学エネルギー理工学研究所)
 楽しませてもらった。私たちの時代は高校生のころからこのようなポスター発表をする機会はなかったので、今からできるのは非常に良い。
●枝松圭一先生(東北大学電気通信研究所 教授)
 ポスターがきれいだった。発表を聞く人の態度もよかった。ここは一高なのだから、「こんな研究何の役に立つのだ」と思われる研究も少しあればもっと面白くなると思う。

〈編集後記〉
 今回の発表会では、同じ学年の人からの意見だけでなく、他学年の人や学外の来賓の方からも多くの意見を得られたと思います。 自分たちが研究していた時には気づかなかったことも質問された班もあったのではないでしょうか。ポスター発表が終わり、2年生は論文作成に入ります。 論文を作成する際、今回の発表会で得られたことを取り入れることができれば、今回の発表会は成功した、といえるのではないでしょうか。
 最後に、来賓の皆様、お忙しい中、また寒い中、仙台一高にお越しいただきありがとうございました。私たち一高生にとって、貴重な多くの意見をいただくことができました。 本当にありがとうございました。

〈第2学年 学術研究委員 阿部聖凪 田口大貴〉

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