SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

茶畑 SR times 第29号 「災害研究 ポスター発表会」

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 12月17日,災害研究のポスター発表が行われました。今回の災害研究は、生徒個人の興味のあるテーマで部門分けがされた点と、講師の方々にご来校いただき、 アドバイスを受けながら活動を行った点で以前行った生物実習に比べ、研究活動のレベルが上がったと思います。
 ここでは部門ごとの研究の内容と、生徒のポスター発表を行った感想を紹介します。

○各部門の研究内容


  • A部門 「災害記録研究」
  •  A部門は「災害と記録」をメインテーマとし、地震や津波を始め、噴火、水害などの自然災害についてさまざまなデータを用いて研究を行い、理解を深めていました。 また、東日本大震災時の各国の報道を比較した、マスメディアに焦点を当てた研究を行っている班もありました。

  • B部門 「災害に対する人間と社会の対応研究~人と災害~」
  •  B部門の研究は、災害時にどのように人が対応すべきかを考察するものでした。東日本大震災時のボランティア活動や支援物資の流れについて研究を行う班が多く見受けられました。他にも校舎内での避難経路と避難にかかる時間を調査した研究も行われていました。

  • C部門 「防災・減災・復興のため科学技術研究~技術と災害~」
  •  C部門は、地震に強い建築技術として免震構造を取り上げ、その課題について考察する班や、身近な活火山である蔵王ざおうに着目し、その噴火予測や噴火が起こった際の周辺住民の避難方法について調査した班などがありました。

  • D部門 「災害理学研究~災害と現象~」
  • SR29号写真2
     D部門では、主に津波についての研究が盛んに行われました。特に津波発生装置を用いて実験を行った班は、それぞれ実験の映像解析からデータを得ていました。津波以外にも、植物の本数と土砂崩れの関係について仮説を立て、植物を加えた土の滑りやすさを比較する実験を行った班などもありました。

○ポスター発表の感想


  • 「今回のポスター発表会では、生物実習の際と比べて多くの先生方からいろいろなアドバイスをいただくことができました。さらに、自分の班と似た研究を行った班の発表を受けて、自分の班の改善点を見つけることができました。これらの事を生かして、1月に再び行われるポスター発表を成功させたいと思います。」
  • 「生物実習の時とは異なり、多くの記録を用いての研究であったため、情報収集や集めた資料の編集に苦労しました。しかし今回は、研究活動の時間のたびに講師の先生が来て下さり、先生方からのアドバイスのおかげで新たな視点が生まれ、研究をより深いものにすることができました。」
  • 「生物実習の時はある程度限られた範囲での研究でしたが、今回は多岐にわたるテーマの研究を行うことができ、様々な方面のポスターの発表が聞けて有意義な時間になりました。また、発表を聞いている人からの質問に対して正確に回答することが難しかったと感じたため、今後の課題として考えていこうと思っています。」
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○編集後記


 今回の災害研究は以前の生物実習に比べ、テーマ設定の自由度が上がり、それぞれが自分のやりたい研究に取り組めたと思います。しかしながら、それに伴って研究を行うための知識が専門性を帯びていったり、研究を行う方法も難易度が高くなったりしたのではないでしょうか。また、班の中で連携が取れていない姿も見受けられました。そのような中でポスターの発表を行い、準備不足やポスターの汚点が浮き彫りになった班も少なくないと思います。今回の発表で指摘された点や、その他気になった点などを改善し、次回のポスター発表でよりよいプレゼンテーションができるようにしましょう。

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