SSH(スーパーサイエンスハイスクール)

茶畑 SR times 第5号 「災害研究全体発表会」

sr times 5号


 10月以降、「災害」をテーマとしてA(災害リスク)・B(人間社会対応)・C(地域都市再生)・D(災害医療)・E(災害理学)の5つの研究分野からそれぞれ選択し、その中でさらに詳細なテーマを設定し、 約3ヶ月にわたって研究を行ってきました。今回の研究に際し、約3ヶ月にわたりテーマ設定から情報の提供、実験機材の借用に至るまで東北大学を始めとして多数の公的な機関に多大なご支援を賜りました。
 その成果を12月13日に研究分野ごとのポスター発表会で発表しました。その際、評価を行い、各分野2グループずつ、合計10グループの代表を決定しました。その代表による全体発表会を12月20日に、 本校5階美田園教室で行いました。どのグループも代表となるだけあって、工夫を凝らした方法で発表していました。
 そしてSSH運営指導委員である鈴木陽一先生、枝松圭一先生、東北大学災害科学国際研究所の安部祥先生から、今回の全体発表会の最後に講評と指導をいただきました。
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〈発表した班と研究テーマ〉
A…災害リスク研究
 ・A-11班 1秒でも速い警報を出すには
 ・A-16班 液状化 ~私たちが取り得る最善の対策~
B…人間・社会対応研究
 ・B-10班 宮城県の災害に因む地名 ~その由来から考える今後の災害対策~
 ・B-11班 震災時における各学校の対応を比較 ~小中高の比較を通して~
C…地域・都市再生研究
 ・C-07班 学校の耐震構造と耐震化普及率
 ・C-11班 防災グッズの普及 ~人はなぜグッズを買わないのか~
D…災害医療研究
 ・D-02班 震災時に優先して支援すると良い食品
 ・D-14班 沿岸地域の被災した子供たちの心理状態
E…災害理学研究
 ・E-08班 水槽を用いた津波再現実験 ~津波の威力と防波堤~
 ・E-11班 網地島の汽水域の水質調査

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〈講 評〉
●鈴木陽一先生  
 ・研究として着眼点が良く、努力がみられた。  
 ・質疑応答が活発に行われていた。  
 ・科学としてテーマ選びが広範囲に及んでいて良かった。  
 ・発表に数学が使用されていなかった。数式などを上手に使いこなせるとなお良い   発表になる。  
 ・データを活用できるとさらに良い。  
 ・今後、科学から工学へ進出する発表が一定割合で出ると良い。
●枝松圭一先生  
 ・研究の範囲が広く、興味深かった。  
 ・女子生徒の活躍も目立った。  
 ・発表者だけでなく、司会進行、聞き手も素晴らしかった。
●安部祥先生  
 ・よくまとめられた班もあれば、もっと頑張ってほしい班もあった。  
 ・自分達で行った研究を結論までしっかりとまとめられていた班が少なかった。
  調べ活動に近い状態になっているので、今後は誰かにやってもらう研究では
  なく自分達の研究が出来ると良い。  
 ・やらなければならない事が見えてきたと思うので、自分の問題として考えて
  いってほしい。


〈まとめ〉
 今回の研究活動は実験や考察に割くことのできる時間が短く、大きな不安を伴いながらおこなった。それでも前回の合同巡検に比べると研究の手際が良く、ポスター発表でも上手にまとめられていると感じた。
 しかし、私達は今回の研究発表を成功だとは思っていない。発表会の最後の講評では、よくまとめられていた、聞く態度が素晴らしかったなどの好い評価も頂いたが、発表のための準備が不足している班があった ことなど、よりよいものへと改善すべき点が多々あると強く感じた。
 今後も学術研究の趣旨を理解し、学年全体の意識を更に高め、より精度の高い研究活動を行っていきたい。
              (1学年学術研究委員会 宗像健一郎 午來義顕 伊藤陸)

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